良いものって何。

カテゴリー: すみっこ

「よいもの」の定義は難しい。

俺が取っているのは「俺にとってよいもの」であり、「それは自動的に一定数の人にとってもよいものである」という考え。一人が好めば、数人には気に入られる。百人のうち幾人かには。俺は普通の人だからね。

そんな考え。

んだけれど、誰か一人の人にだけよいものであって悪いわけでもない。あと、これだとあまり流れに合わせるとかそういう感覚も生まれない。

まあ難しい。

別のいい方すると、誰かの心の奥底に何かが残れば、それでいい、そんな考えもある。誰かの記憶に、なぜか残ってしまうような何か。ふと、あるシーンが浮かんでしまう。そんなもの。

だから深く、誰かの脳みそに刻まれて、かつそれがたくさんの人なら、それは一番いいね。

でも何だかわかりにくいかも。例えばはらはらドキドキ、涙する、ジンとくる、あるいは人生の指南になる、あるいは身近の人たちのことを理解する手助けになる、あるいは染み渡るようなエロスを感じる、みたいな、具体的な内容もありうる。

けれども、書きたいことはその時によって変わる。そして、変ないい方だけれども、未来にできるはずの小説自体が書きたいのだし、それがよい小説になるなら、それでいいのであって、そんな具体的にこれが書きたいとか考えたりはしていない。大枠ではあるけれど。

だから、ある具体的な何かを表せれば、よいかっていわれると、俺は多分、それよりも、自分がよいと思えるかどうか、しかない。

うまい定義ではないね。それにこういうところが自分のダメなところなのかも知れないな。もう少し、この辺りを絞った方がいいのかもしれない。サスペンスを書くんだ! 戦記物を書くんだ! 恋愛モノを書くんだ! と。

でも、だからいろんなことやモノを書いてしまうんだろうな。その時その時の自分の流れの中で。