op.26 からop.29

カテゴリー: すみっこ

op.26 から名前を出さないことにした。
27と28については、完成していない。4月から8月まで、付き合っていた。別れてはいないが、書きかけで止まってる。

いつも焦ってる。いつも完成させようと決めてる。
「花を咲かせそうなものはすべて完成させる」
そう決めて十年経ってる。
咲いた花は、どこかで見たようなものばかり。

完成させようという気持ち、小説らしくあろうという気持ち。
ショートカットをよしとしてしまう心に繋がる。
耳を塞ぐことに似ている。

完璧であることに意味はない。完成させることにも意味はない。
積み上げていけばいい。無駄な死骸。

op.29は8月の頭に生まれ、今校正中だ。150枚くらいの中編だ。数日手を離して映画や他の小説に浸っている。

無駄な死骸になっていい。焦って、訳も分からず、ありきたりな物語を頼りに、作り上げるくらいなら、腐肉となって臭いを発し続ければいい。
その芳香が、ぼくを突き動かしてくれる。

無駄な死骸になってもいい。焦って、借り物の体を作るくらいなら、その方がいい。

死の上に立つこと。